Kotozna In-room Newsletter 20240926

導入施設様のご要望から生まれた
新機能をご紹介します    

 

今回は、多くの導入施設様よりご希望をいただき、先日リリースした新機能
「グループ別メニュー設定」の活用方法についてご紹介いたします!

グループ別メニュー設定とは?>

QRごとにゲスト画面に表示する情報をカスタマイズできる機能です。

~ご活用イメージ~

★来館前のゲストへの情報提供

(HPや予約完了メールへの掲載等で「旅マエ」でも活用可能に)

★フロアや館によって異なる情報を提供

(スタンダードとスイート、本館と別館で異なる情報を表示できる)

★チャットの受付をQRによって出し分ける

(共通QRからのチャットは受け付けず、客室用QRからのみOKにする)

★質問の多い情報に特化したゲスト画面を作成する

(周辺飲食店用の画面を作成し、ゲストへ配布できる) 

※オンライン決済等、連携サービスをご利用の施設様は、事務局までお問い合わせくださいませ。


導入施設様の「グループ別メニュー設定」機能の活用事例をご紹介いた

します。

 

Case1.棟によって異なる施設情報を出し分けて表示!
三重県 HOTEL VISON様/旅籠ヴィソン様

全155室の客室と一棟独立型のヴィラ6棟からなる「HOTEL VISON」と、

異なるコンセプトの4棟40室からなる「旅籠ヴィソン」の2種類の宿泊施設を有する施設様です。

建物が異なるため、チェックインのお手続きはそれぞれの施設で行っています。レストラン・大浴場・ショップなど、共通の項目も多くありますが、「Wi-Fi情報」「室内設備」「アメニティ」は施設によって異なる案内が必要となります。

同一のゲスト画面で両方の案内を実現しようとすると、1つのゲスト画面に情報が多くなりすぎてしまい、お客様が混乱してしまう恐れがあります。

また、建物の記載を見落としてしまい、他の施設と間違えてしまうお客様もおられるかもしれません。

「グループ別メニュー設定」を活用すると、TOP画像と施設名は同一となりますが、「お知らせ欄」「メインメニュー」をQRごとに自由にカスタマイズすることができます。そのため、宿泊されるお客様にマッチした情報のみの提供を叶えることができます。

各ゲスト画面の設定は1つの管理画面から行えますので、別々にログインする必要はありません。また、共通の情報には同じサブメニューを設定することで、修正が発生した際も一度の作業で済みます。

HOTEL VISON様はグリーンのPOP、旅籠ヴィソン様はピンクのPOPでカラーを変更し、チェックイン時にフロントでご案内いただいています。

▼各施設様のご案内用POPとゲスト画面

Case2.来館前のゲストへ情報提供。「旅マエ」で活用!
千葉県 たびのホテルEXpress成田様

ビジネス(建設・技術工事関係)・観光(ゴルフ・レジャー)・空港利用などの様々なニーズを適える、好アクセスの立地が特徴の施設様です。

「できる限り早くお部屋に入りたい」というお客様もいらっしゃるものの、案内がされなかったと思われてはいけないため、スタッフ様は全てのお客様へ口頭案内を実施していました。

ただ、チェックイン手続きに時間が掛かり、フロントでお客様を待たせてしまうケースがありホテル全体として課題を感じていました。

そこで、グループ別メニュー設定で「旅マエ用」のゲスト画面を作成し、来館前にホテルの館内情報を見てもらうことに。

「旅マエ用」画面からは「Wi-Fi情報」を外し、「お知らせ欄」をメッセージとして活用しています。

事前に情報をご確認いただいたお客様は、チェックイン手続きの際にお申し出いただくと、チェックイン時の口頭案内を省略してすぐに客室へ入れるようになっています。

▼【実際の「旅マエ用」ゲスト画面】

「旅マエ用」画面の告知について

1,公式ホームページへ「旅マエ用」の画面を公開

予約前・来館前のお客様もKotozna In-roomのゲスト画面を見ることができるようになるため、館内情報やゲストサービスなどの問い合わせを減らすことができます。

▼たびのホテルEXpress成田様 公式ホームページ

2,ゲストへ送信する予約確認メールへURLを付ける

公式ホームページで予約をされたお客様への予約確認メールに「旅マエ用」のURLをお送りしています。

ご来館前に施設情報をご確認いただくことができます。

▼予約確認メール(※画像はサンプルです)

ご担当者様からのコメント

新機能を活用し、「旅マエ」の画面を自社HPなどで展開しております。

交通アクセスや重点的に伝えたい施設情報を絞って展開しているため、お客様からのお電話での問い合わせが少なくなったように感じます。

紹介していただいて助かりました!

Case3.インバウンドゲストの利便性向上とスタッフ業務軽減のために
大阪府 ホテルビスタ[なんば]様

徒歩圏内に「道頓堀」「アメリカ村」があり、なんばの人気観光エリアへのアクセスが抜群。

宿泊ゲストのインバウンド比率が88%~92%を占めている施設様です。

外国人ゲストからのお問い合わせが大変多く、スタッフ様は内線でのお問い合わせ対応やフロントでの対応に連日時間を要している状況でした。

お問い合わせの内容の大半は下記が占めていました。

・周辺レストラン

・観光スポット

・タクシー予約

ゲスト画面にはそれぞれの項目も設定していましたが、ダッシュボードの実績を見ると、ゲストにあまり閲覧いただけていない事実が発覚しました。そこで、「グループ別メニュー設定」を活用し、お問い合わせの多い情報を出し分けることに!

それぞれのQRを貼り付けたPOPも作成して必要なゲストへ配布することで、ご案内を瞬時に完了できるだけではなく、外国人ゲストの利便性向上にもつながるのではと考えました。

 

▼周辺レストランの情報のみを掲

▼観光スポットの情報のみを掲載

▼タクシー予約の情報のみを掲載

この取り組みにより、Kotozna In-roomのスキャン数は導入月の約2倍強に増加しました!

そのうち約3分の1は課題であった「グループ別メニュー設定」により出し分けた情報のみを設定したQRからのスキャンでした。

 ご担当者様からのコメント

毎日同じような質問に長時間取られていたので、今は大変助かっています。

内線数は確実に減り、捕まりにくいタクシー予約に苦戦することもほとんどなくなりました。

さらに、今まで編集~印刷~補充していた「周辺飲食店マップ」や「周辺観光情報」の紙資料類を、Kotozna In-roomのQRコードを印刷したPOPに変えたおかげで、スタッフの業務軽減につながり、印刷代も助かっています。