Kotozna In-room Newsletter 20240514

ザ ロイヤルパーク キャンバス 福岡中洲様の

活用事例をご紹介します

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“ホームページやVODよりも細やかな情報を載せることで
滞在いただくお客様に楽しさをお伝えしたいです。”

ザ ロイヤルパーク キャンバス 福岡中洲 様

ホテルのコンセプトを大切にしながら、お客様にいかに情報を伝え、楽しんでいただくか。開業以来、様々な工夫を重ねながらKotozna In-roomを活用いただいている、ザ ロイヤルパーク キャンバス 福岡中洲様にお話を伺いました。

Q. 導入前の課題を教えてください

A.

系列ホテルの「ザ ロイヤルパーク キャンバス 銀座コリドー」の紹介で、開業のタイミングでの導入でした。

当ホテルは「九州の自然に癒される」というコンセプトを掲げており、客室内にプラスチックのものや案内物を置きたくないという想いがあります。その一方でお伝えしたい情報は膨大にあり、それをいかに効率よくお客様へ伝えるかが課題でした。
また、テレビのVOD画面に客室インフォメーションを掲示していましたが、内容が一般的な情報にとどまっていました。ホテルでの滞在時間を楽しんでもらえるように、一歩踏み込んだ情報や楽しさをお伝えしたいと思っていました。

Kotozna In-roomなら、ホームページに載せるほどではないような細やかなご案内も簡単に掲載できますし、お客様ご自身のスマートフォンからいつでもどこでもご覧いただけるため、情報を客室外に持ち出せるようになり、より滞在中の利便性が高まると思いました。                    

ザ ロイヤルパーク キャンバス 福岡中洲様のルーフトップガーデンは、都会にいながら“九州の森”に包まれるような心地よい時間をお過ごしいただけます。

Q. 導入効果として感じていることは?

A.

開業と同時に導入したため導入前後の比較はできないのですが、ダッシュボードで閲覧数を確認すると、「これだけのお客様がフロントに問い合わせにくると思うと相当大変だな…」と思います。お客様が問い合わせをする前にKotozna In-roomを見てご自身で不明点を解決してくださっていることが大きな効果だと感じています。

また、海外のお客様から「おすすめのレストランを教えてほしい」と聞かれることがあります。ゲスト画面に【おすすめ周辺飲食店】を多数登録したことで、「こちらをご覧ください」の一言でお客様ご自身で情報にアクセスしていただき、そこからお好みのレストランをお選びいただけます。
これはスタッフの案内の手間・業務負担の軽減に大きく繋がっています。              

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周辺飲食店の情報を豊富に掲載。海外のお客様からレストランの予約依頼を受けることも多いそうですがあらかじめ情報を載せておくことでご案内の時間が短縮できます。

Q. 特に注力して設定・活用している部分はありますか?

A.

お知らせ欄を主に活用しています。

大浴場の混雑状況などお客様からのご質問が多かった項目について、当初はメインメニューのみに設定していたのを、お知らせ欄にも拡充するようにしました。

特に「キャンバスコイン」(施設オリジナルの特典が利用できるコイン)に関してはリピーターのお客様以外にはなかなか馴染みがなく、利用方法について丁寧なご説明が必要でした。中でも海外のお客様へのご説明が難しく、なかなか伝わらない事が多くありました。
そこでメインメニューだけでなくお知らせ欄にも「キャンバスコイン」についての情報を登録したところ、問い合わせの数がかなり減少しました。

また、ご宿泊されているお客様向けに、毎週金曜日・土曜日にラウンジで行っている音楽イベントの詳細や出演アーティスト情報の告知にも活用しています。

Q. 日々の情報更新やメンテナンスの体制について教えてください

A.

フロントのオペレーションやレストランのメニューなどが変更されたタイミングで情報を更新しています。また毎月のイベント情報など、公式ホームページの最新情報も都度Kotozna In-roomに登録するようにしています。

実務は2名体制で行っていますが、フロントスタッフは全員Kotozna In-roomを理解しています。

スタッフ自身のスマートフォンでQRをスキャンしてゲスト画面を見ながら館内案内時に活用しているスタッフもいますし、レストランなど施設内のテナント様にもQRをご案内しています。そうすることで、スタッフから「この情報はこうしたほうが…」というフィードバックがもらえることもあります。

Q. 今後どのように活用していきたいですか?

A.

チェックイン後の旅ナカだけでなく、旅マエでも活用していきたいです。
「滞在スタイルをお客様自身で描いてほしい」という想いから、過ごし方ガイドを作成しお配りしているのですが、Kotozna In-roomに掲載したガイドを旅マエのお客様に見ていただくことで、「ホテルでこんなことをしたい」と楽しみにしていただけたらと思います。

また、当ホテルは地域の人との繋がりも大切にしており、少しでも地域の発展に貢献したいと考えています。
Kotozna In-roomにも【スタッフおすすめ】のページを作成し、博多人形の絵付け体験ができる周辺施設などを紹介しています。周辺施設発展への一助となるよう、今後とも情報拡充していきたいです。

その他にも、Kotozna In-roomにクーポンを掲載するなど、ご覧いただいたお客様により一層の付加価値をご提供していきたいです。実際どのくらいのご利用があるかを検証できるのがデジタルコンテンツの良さですね。

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「滞在を楽しんでいただきたい」と作成された過ごし方ガイド。Kotozna In-roomのQRを掲載し、いつでもスキャンできるようになっています。

Q. Kotozna In-roomに今後期待することを教えてください

A.

朝食などのフードに力を入れているホテルグループでもあるので、喫食率の向上のため何かできるといいなと思います。
朝食券を購入していない素泊まりのお客様向けに、翌日の朝食の利用を促したり、例えば、「明日は朝食をご利用されますか? はい/いいえ」などの投票機能があると、ホテル側もあらかじめ作る量を把握できるのでフードロスを減らすことができるかなと…

レストランではインターネットでの予約受付もありますが、最近はインスタグラムのDMから予約が入ることも増えてきました。インスタグラマーが投稿を上げてくれたり、「TikTokで見ました」という声もあったりするので、ゲスト画面でSNSの訴求もしていきたいですね。

         ザ ロイヤルパーク キャンバス 福岡中洲様 公式HP        

取材後記 ~営業担当者より~

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JTB田中

ホテル様のコンセプトを大切にしながら館内案内のデジタル化を実現し、大浴場の混雑状況や周辺情報を館内のどこからでもご覧いただけるゲストの利便性も叶えられた好事例です。

レストラン予約システムをご利用されているため、レストラン利用促進・消費UPに向け、是非お知らせ欄を活用いただきたいです!

お客様自身で滞在スタイルを選んでいただき、楽しんでいただきたいという想いがあるというお話も伺いました。新しくリリースされた「メニュー出し分け機能」をご活用いただき、旅マエのお客様へも情報発信を進めていただきたいと思います。