初夏から秋にかけては、台風や前線の影響で大雨、洪水、暴風、高潮等による自然災害が発生しやすい季節です。
ご旅行を楽しんでいるゲストは「防災」にまで意識が向きにくいもの。
宿泊施設様からの情報提供は、ゲストが安心して滞在できるおもてなしの1つです。
今回はKotozna In-roomが緊急時の対応に役立った!という施設様のお声をご紹介します。
2023年の夏、超大型台風6号が沖縄に直撃し、全館が停電する事態となりました。
エレベーターが停止し、内線が繋がらない状況が長時間続きました。さらに、暴風雨のため外出も困難でした。
その際Kotozna In-roomのお知らせ欄に、「台風6号について」という欄を設置し、「臨時の食事提供について」、「食事の受け取り方法」、「ゴミの回収方法」などの情報をタイムリーに追加・更新しました。これにより、ゲストに対して時系列で情報を提供することが可能となりました。
また、「最新の台風情報」や「航空機の運航状況」など、ゲストからの問い合わせが多い情報についても、公式HPのリンクを掲載しました。これにより、ゲストはフロントに問い合わせることなく、客室内でスマートフォンから最新情報を確認いただくことができました。
Kotozna In-room導入前は、フロントにホワイトボードを設置し、手書きで情報を更新していました。そのため、ゲストは情報が更新されたかどうかを確認するためにフロントまで出向く必要があり、フロント周辺は混雑していました。スタッフの方への質問も殺到するような状況でしたが、Kotozna In-roomのお知らせ欄をうまく活用することで、これまでのような混乱を避けることができました!
約86,000㎡の敷地に様々な客室タイプ(ホテル棟・ヴィラ)が点在しています。
台風発生時は、エントランスロビーに紙で案内掲示をしていますが、お部屋によってはエントランスロビーに行くために屋外を通る必要があり、台風発生の中だとロビーまでお越しいただけない場合もあります。
Kotozna In-roomであれば、ゲスト自身のスマートフォンなどから台風に関する情報をご確認いただけ大変便利です。
台風接近時は、ゲストに下記の項目を案内しています。
台風接近に備えてお知らせ欄にあらかじめ作成しておき、必要なタイミングで表示をONにして活用しています。状況によって掲載情報も都度変わるため、管理画面でリアルタイムに更新できるのも助かっています!
▼事前にお知らせを作成しておき、通常時は「表示」をOFFに設定。案内が必要な際にONに切り替えることで、ゲスト画面に緊急時の情報をすぐに表示させることができます。
海が近く、スポーツ関連の団体様も多く宿泊されるため、避難経路の案内は以前より丁寧に行っていました。ただ、日本語のPDF案内のみしか準備が無く、海外からお越しのゲストにはしっかりと案内ができていませんでした。
お知らせ欄に、「非常時のご案内」として非常口の場所、地震が発生した際に起こすべき行動、避難場所、避難経路などを案内しています。
上から見下ろした画像とともに、正面玄関から避難場所である展望台までの経路と距離、早歩きの場合の所要時間、車椅子をご利用のゲストが安全に避難できる経路なども細かくご案内しています。
「海外からのお客様へ」というページを作り、これらの内容をテキストで登録することで、海外からお越しのゲストにも同じ内容を発信することができるようになりました!